品質管理のご案内
創業当時から、簡易的な浸透探傷検査(PT)を始め、X線検査(RT)とごくまれに、磁粉探傷検査(MT)や窒素ガスによる耐圧気密検査24hなど検査を合格することで、数多くの製品を世に送り出して参りました。製品の完成度を高めるにはと、自問自答して参りましたが行きつく先は、製品の製作管理でした。
1.入庫時の確認(材料管理)
2.中間検査(中間管理)
3.溶接管理
4.完成検査と書類管理
依頼された製品が、どのレベルまで必要なのかを お客様と確認し、携わる職人達と打合せを行うことにより、より精度を上げて単純なケアレスミスも未然に防止します。
各工程での管理が重要であることに気付いた私共は、新たに品質管理室を設け、材料受入れ時確認と保管状況や、仮止検査・完成検査等、工程毎に職人と打合せ製品を完成させます。
この様な工程を経ることにより、自然と製品の完成度が高まり、スムーズな施工が行われ、早く完成する事ができます。そして、無理のない工程になり、安心と安全に繋がります。
入荷確認
材料が入荷すると工事毎に分別をします。数量の多い場合や大きな口径管は、ストックヤード保管となります。また、数量の確認はもとより、仕様通りなのかをステンシルを見て確認を行います。 ストックヤード保管の場合は、劣化を防ぐ養生も施します。
作業前打合せ
製作する物にもよりますが、施工する職人と図面を交えて打合せを行い共に確認後、材料が引き継がれます。
施工管理
仮止めを行い寸法及び、角度等検査に合格した半製品は、施工管理スタンプを捺印するか、若しくはシールが貼られます。 このスタンプ及び、シールが記録され完成まで携った職人が認識できます。万が一の場合、検証されます。
※事が起きた場合、検証して注意喚起及び、改善をすることが、品質管理の仕事で要となります。