BURIED PIPE CONSTRUCTION埋設管工事

埋設管工事のご案内

地中深く掘られたところに、配管を埋設する大変な作業です。地中で行う作業を軽減する為、予め計測された寸法通りに地上で加工する作業性を重視した施工方法が採用されました。
※加工内容(計測した寸法まで、配管をつなぎ合わせてRT(レントゲン)検査まで、完了させる。)

規則正しく配管を地下へ降ろし、つなぎ合わせます。ジョイント部分は、溶接作業を伴う為、開先検査は欠かせません。溶接の1層目は、Tig溶接で2層目からアーク溶接を行い指定された厚みまで、溶接して行きます。

配管の溶接が終わるとRT検査とPT検査が行われ、合格すると耐圧気密試験が行われます。配管内部を通る流体と地下に埋設されることを踏まえると施工者の苦労が多くなって行くことになりますが、施工後の安全と安心につながります。

次に、塗覆装を行う前に溶接面を綺麗に錆等の除去作業を行います。塗覆装後は、防食テープでつなぎ目を仕上げて完成となります。その後、ピンホール検査を行い合格後、埋設されて行きます。

写真で解説しているのは、主な流れです。付帯作業がとても多い工事ですが、諸般の事情により、ご紹介出来る部分は一部となります。