プラント配管工事のご案内
プラントの配管は、製造する製品により配管内部を流動する液体が異なる為、配管の材質も幅広くなります。化学プラントでは原油から、毒性を含む有機溶剤を始め揮発性が高く引火する液体等、様々なものが流れてます。
特に、液化天然ガスの配管施工は、全て溶接が終わるとRT検査が行われ、合格すると耐圧気密試験が行われます。2つの検査が合格しても、PT検査に合格しないと耐圧気密試験から、やり直しとなります。完工後は、安全に安心して流動させる責任があります。また、圧力にも耐えなければなりません。
材質によって加工する道具も異なります。当然、完成までの試験の内容も厳しくなります。配管工の棒芯は、品質管理と打合せを行い他の材料が、混在してないか、オーダーミスはされてないか、確認して製作します。
打合せ完了後、棒芯の指示に従い職人達は製作を始めます。そして、仮止め(仮組)が終わりしだい品質管理に引き渡され品質管理の確認検査が行われます。材質や圧力等を再確認して、パイプ及び、フランジが指定されたものか、寸法と角度の間違えはないかを確認し、溶接工に引き渡されます。